7点

毎日息子と接していると、彼の様々な要求を少しずつではあるが察知出来る様になってきた。僕の話しているコトバのごく一部は彼は理解しつつあるようだが、まだまだ意思疎通できるとは言い難い。
当然、場所や時間帯といった環境と彼の表情や仕草の情報を頼りに「今何を求められているか、何を言いたいのか」を探る事になる。
読みが当たれば彼の表情はパッと明るくなるし、そうでなければ曇るので結果はすぐに分かる。
そう。これはゲームなんだ。彼がコトバを操ることができるようになるまでの期間限定でしかプレイできない、貴重なジェスチャーゲーム。お互いの非公開情報を予想しながらの協力プレイ。結構オモシロい。点数で表現するならば7点といった所か(pgdbに準拠)。
こんな考えに行き着くあたり、僕のアタマは相当「ゲーム脳」になっているのだろう。