夏の記憶

今年も24時間テレビやってますね。この時期になると毎年思い出すことがあります。
ひとつは24時間テレビのネームバリュー故の集金能力のこと。私は学生時代に「あしなが学生基金」と「24時間テレビ」の募金活動の両方に参加したことがあります。参加した動機は何れもたいした理由ではなかったのですけども。「あしなが」を先に経験した後に「24時間」に参加してそのギャップに驚きました。
「あしなが」では一日中声を上げて募金を呼びかけてもそうそう募金してくれる方はいません。大抵無視されます。その時はまぁ「こんなもんだよねぇ」と思っていたのですが、「24時間」では特に声を上げなくとも街角でボーっと立ってるだけでも募金用のボトルや箱にどんどん募金してもらえるんですよ。金額も桁違い。1万円札とかねじ込んでいく方もいらっしゃいましたからね。その光景を見た時の複雑な気持ちが忘れられません。

もうひとつ思い出すのは「24時間」のエンディングでのこと。「サライ」を歌って終わるアレですよ。私は熊本会場に居たんですが、TV局のスタッフの方が「もうすぐ熊本きまーす!」の声の後、いざ中継が始まった瞬間に出たカンペ。

「揺れて」

吹いた。この二つを毎年思い出すのです。