価値

あまりの暑さや午後からの雷がひどいので散歩の習慣が途切れていたのだが、昨日は久しぶりに近所を散歩した。自宅からまぁ遠くても1〜2km程度の範囲なんだけども、気分転換には丁度良い。
いくつかある散歩コースの1つにはリサイクルショップが一軒途中にあって、そこには立ち寄るようにしている。ぐるっと店舗をまわっても何も無い事の方が多いのだけど、たまに掘り出し物が見つかる事があって、それはちょっと楽しみにしている。この「たま」に見つかる頻度が散歩するモチベーションとして一役買っている気もする。
で、昨日はその「たま」の日だったらしく、SDJ受賞作のラベンスバーガー製「スコットランドヤード」海外版を見つける事が出来た。値札は「200円」。「うぁっ、、、安っ」と思い勿論購入(帰ってチェックしてみるとチケットタイルが一枚足りなかったが予備タイル一枚が入っていたので、まぁ良しとした)。嬉しい気持ちで帰路に着いた。
で、だ。2年前の私ならそう思ってこれを200円で買ったか?
まず買わないだろうな、と思う。2年前の私はどうだったか?SDJという賞が存在する事は知らなかったが「スコットランドヤード」というタイトルのボードゲームがある事は知っていたし、それが楽しいらしいという事も知っていた。それでも「200円」の値札を見て、中古である事を差し引いたとしても「安い」とは思わなかったと思う。多分「安い」とも「高い」とも思わず興味無く立ち去っていたはず。

モノの価値とはそういうもののようだ。