BGG
1回目 2人 負け
2回目 2人 勝ち
 見た目ではいまいち分り難いですが、実際は気軽に遊べるビー玉遊び。中央から出現するビー玉を自分のゴールに誘導していくのが基本。誘導する為の色んな装置が用意されてます。で、より多くビー玉を取った方の勝ち。簡単簡単。
 手番ルールの「縛り」がよく効いてます。手番で出来る事は以下の三通り。

  • ビー玉移動 → ビー玉移動
  • ビー玉移動 → 装置設置/移動/除去
  • 装置設置/移動/除去

 ビー玉を移動(この時全てのビー玉が其々のスピードで動く)させない事には得点できません。ですが、大抵は相手にとって有利な状態で手番が回ってくるので迂闊に移動のアクションを起こせません。なので、装置の組み合わせをあーでもない、こーでもないと考えながら、なんとか有利な状況を作れないかと悶々と悩む訳です。まぁ、サイコロ運に任せるしかない装置もあるのでそんなに考え込まなくてもいいんですけどね。
 ただこの繰り返しでは装置の置きあい、邪魔しあいに終始しそうですが、終了条件のトリガールールが効いている為、ただの叩き合いをしている訳にはいきません。
 「プレイヤーの誰かが規定の数(2人だと7個)に達するor手札タイルが尽きたら最終ターン」となり「それ以降盤面をいじる事が出来なくなり、残りのビー玉を全て動かして終了」なんですね。このルールのおかげで長期的なプランで自分のゴールまでの誘導路を複数確保できるようにしておかないとマズイ。良いゲームだ。
 これは是非国内流通して欲しいなぁ。と感じました。