1回目:4人 3位
2回目:4人 3位
購入してからずっと放置していたこのタイトル。定例会の前日に突然プレイしてみたくなった為急遽ルールを当日の朝に読んでインストに備える事に。ルール量もそう多くなく*1すっきりとしたデザインに期待が高まる。
四ヶ所中、開いている三ヶ所の市場に陳列されている品物を集めるのが主たる目標。できるだけ独占状態である方が高得点な為、各自自分の得点源を確保しつつも相手の品物の得点を下げる行為は欠かせない。品物を集めるにはある条件を満たした時点でより高い値段をつけているプレイヤーから優先的に品物を物色できるのという一種の競り*2ではあるのだが、注目すべきはその2番手以降は「商品を買う」か「金を市場から半分貰う」か選択できるルールの存在。
このゲーム、プレイ中に用いる通貨はギリギリのゼロサム状態で構成されている為、常にお金が足りない状態になる。それが競りの2位、3位にすべり込む事でお金を得る事ができるのだから市場の順位争いは自然と白熱する。勿論1位はそれなりの特典もあるので高額を支払う意味は勿論あるし、競りの1位、2位を自分で取ることも可能なため1位で払って、2位で金を回収という小技もなかなかおいしい選択となる。そんな状態の市場が同時に複数あって、かつ市場を閉じる条件がバラエティに富んでいるのはプレイしていて単純に楽しい。
今回2ゲーム遊んでみたがまた取り出して遊ぶだろうなと思える良ゲーでした。満足。

*1:コンポーネントデザインが助けてくれている

*2:競りという表現は少し違う気はする