ユーザーインターフェース

 palさんのブログエントリ「据置ゲームがこの世の地獄から生還するためにせねばならない事」がなかなか面白かった。特に印象に残ったのは「インターフェースは、ゲームソフトの内容を規定してしまうのである。」という一文。確かに、ハードウェア部分についてのユーザーインターフェースがゲーム内容の多様さの可能性に「縛り」を与えてしまうのは仕方の無い事だろうと思う。当たり前の事ではあるが、改めて気づかされた。
 これを(アナログ)卓上ゲームの話として考えてみれば、ハード的なユーザーインターフェースには何の縛りも無い。ゲームアイデアが先にあって、それからハードウェア(カードやタイルetc..)を作るのだろうから。と、すれば卓上ゲームの多様さはデザイナーから生まれるアイデアの数だけ実現できることになる。これは実に頼もしい事だと思う。