BGG
1勝1敗
 初プレイ。2人。パッと見とても地味なので購入を躊躇っていたんですが、「シャハトだから」という理由だけでやっぱり買ってしまいました。開封してみると評判通り、コンポーネントがしっかりとしていて嬉しいですね。
 あくまで2人プレイでの感想で且つM.シャハト好きとして贔屓目が入っているかと思いますが、シャハトのデザインセンスに唸ってしまいました。普通この手のゲームって手持ちのリソースを置き切ってゲーム終了、得点計算となると思うんですけどね。このゲームは6x6の升目に対して両者タイル11枚、コマ8個と若干多めに設定されているんですね。当初はなんでだろう?と思いながらプレイしてみると、その絶妙な数によって最終手番においてさえも「タイルを引くか、コマを置くか?」といったジレンマを堪能できるんですね。なので最後まで緊張感持って楽しく遊ぶ事ができる、と。素晴らしい。
 安い、手軽、楽しい、と三拍子揃った名作だと思います。これは私の中で殿堂入りした「ローゼンケーニッヒ」に通じる好ましさを持っているゲームかもしれないと思っています。3,4人プレイだとプレイ感がだいぶ変わりそうなので是非試してみたいですね。