BGG
4人 負け
 本日のめっけもん。ダイスゲームに大賞受賞作のアルハンブラのタイトルを被せてあるというだけで期待薄だったんですが、いやいや素晴らしい。これはアツい戦略的なダイスゲーですよ。
 手番では複数個のダイスを3回まで振って同じ出目を溜め込んでいきます。一回で沢山同じ出目が揃えば良いんですが、大抵は2個か3個程度しか出ません。そこで仮にAの出目を3個出たとして、取り分けて残りのダイスを振るかどうかの選択を迫られます。残り2回で出目を増やす事が出来なければ3を3回振ったという事で割りとションボリな位置に落ち着いてしまいます。うまく行けば出目を増やす事もできるので、ここは悩みどころです。
 また、途中で出目の種類を変えてもOKなルールもオモシロです。Aを3個取り分けて次に振った出目がBが4個だったらそっちで手を打つ、なんてこともできます。

 そんなこんなで6色の建物エリア毎に良いダイス目を揃えた1位と2位だけが特典を得る事ができます。3位以下は何もなし。貴重な手番を丸損する事になります。特典は各建物についての影響力レース仕立てになってます。後半になるにつれてこのレースの状況に応じて自分には意味の薄いダイス目が見えてくるのでダイスの振り方も自ずと変わっていきます。あ、あと特典のチットは結構強いです。気をつけましょう。
 ダイスゲーなのに戦略的だなんて!というのは最近の流行なんでしょうか。